本震から8年【熊本地震】

日常の出来事

「一連の熊本地震で二度目の震度7を観測した」2016年4月16日から8年になります。

かなりの時間が経過したように感じますが、今だに住まい再建を果たせずにいる方もおられます。現在進行形の災害です。

ニュース映像を見て、はっとしたこと

NHK熊本放送局のニュース映像を見て、はっとしたこと。それは、赤い日産マーチです。南阿蘇(みなみあそ)村の高野台(たかのだい)で発生した地すべりで大破したものです。

私は本震から4ヶ月後に仕事で現地を訪問し、そのままの姿で残されているのを目撃しました。

この車両は、現在震災ミュージアムKIOKU(記憶)で見ることができます。車両単体を見れば、熊本地震本震の威力をかいま見ることができます。

加えて、当時どんな状況だったのか、上の補足情報(画像)があれば、なお一層鮮明に思い描く助けになります。ただし、地すべりで潰されたのは一台だけではなかったのです。次の画像をご覧ください。

高野台。現在では倒壊した家屋が撤去され更地になって「震災遺構」として保存されています。今では訪れる人も殆どありません。ここを訪れる方が当時の状況を思い描く助けになればと思い、今回取り上げさせていただきました。

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